精神的ストレスを減らすオススメの方法『セルフトーク』 パート①
皆さん、こんにちは!
就労移行支援事業所りんくでは、障害をお持ちの方の就職をサポートしています。
働くための訓練プログラムの中には、体調の安定やストレスをコントロールすることを目指して、メンタルヘルスケアの要素を取り入れたプログラムもあります。
先日、ストレスをコントロールするための方法として、『セルフトーク』という技法についてプログラムを行いました!
今回は、『セルフトーク』についてお話していきたいと思います。
セルフトークとは?
セルフトークを一言で説明すると、つまり「自分に言葉をかける」ことを言います!
すごい単純ですよね?
でも皆さんも、緊張した時や、不安になったときなどに、「がんばれ自分」とか「絶対大丈夫」とか、つぶやいたことはありませんか?
いわば、それが「セルフトーク」なんです!
やり方はとてもシンプルですが、これ実は、効果はすごいんです。
スポーツ選手なども、取り入れている方法で、試合前などにモチベーションを高めるために行っているそうです。
強烈なストレスにさらされているアスリートの方々が、この方法で精神を安定させているわけですから、とても簡単な方法ではありますが、マスターできたら、必ず、自分の精神的ストレス軽減に役立つことでしょう!
セルフトークの方法
次に、例を用いて、方法について説明していきたいと思います!
例えば、『ちょっとしたミスで上司に、みんなの前で怒られた』という場面があったとします。
その時、皆さんだったら、どう思いますか? どんな言葉が頭に浮かびますか?
りんくでメンバーさんに同じ場面を想像してもらって、意見を聞いた時には、ほんとに様々な意見が出ました。
「なんでわざわざみんなの前で怒るのか・・・」
「あんなミスで怒るか・・・」
「うるさいな・・・」
「自分はダメな人間だ・・・」
「次は失敗しないようにしよう・・・」
「上司だってミスをすることはあるじゃないか・・・」
「そんなに怒らなくても・・・」
「みんなの前で怒られて恥ずかしい・・・」
などなど
実際、上司に怒られた時は、いろいろな言葉・考えが頭に浮かびますよね。
その言葉を「心の口ぐせ」と呼んでいます。
その「心の口ぐせ」を意識的に変えるために、『セルフトーク』を行います!
ネガティブな「心の口ぐせ」を放っておくと、自己暗示のように、ネガティブな考え方に引っ張られてしまいます。
そのままにしておくと、精神的ストレスが増長していくので、『セルフトーク』を行い、考え方を切り替え、ストレス軽減を目指します!
プログラムでは、上記の例の場面で、適切な『セルフトーク』の言葉をみんなで一緒に考えました!
出てきた意見は以下の通りです!
「気にしない、気にしない」
「次はミスをしないようにしよう」
「怒られたとしても、たまたまミスをしただけ、自分が『ダメ』というわけではない」
「引きずらないようにしょう」
「次は完璧に仕事をして、見返してやろう」
などなど
いかがですか?
いい言葉がたくさんありますよね。
普段であれば、「心の口ぐせ」に引っ張れてネガティブになってしまうところ、ポジティブな『セルフトーク』で意識を変えます。
それが、メンタルの安定につながらるわけですね!
しかし、『セルフトーク』にはいくつか、ポイントと注意点があります!
次回は、そのポイントと注意点について話をしていきたいと思います!
就労移行支援事業所りんくでは、このように、障害をお持ちの方が働くために必要なノウハウを訓練プログラムの中で紹介しています。
ご興味のある方は、ぜひ、お気軽にお電話ください!
最後までお読みいただきましてありがとうございました!