就活のコツ! 必ず面接の準備をしよう! パート2「障がいについて」
皆さん、こんにちは!
前回、面接での自己PRの伝え方について話をしました。
少し、おさらいをしたいと思います。ポイントは以下の3つでした。
「自己PRのコツ!」
・ひとつにしぼる
・PRポイントを説明する実績、エピソードを話す
・PRポイントを会社で活かしていくことを伝える
詳しくは、前回の「就活のコツ! 必ず面接の準備をしよう! パート1『自己PR』」の記事を読んでいただければと思います。
今回は、「障がいについて」聞かれたときの答え方について、コツを紹介していきたいと思います!
「障がいについて」聞かれたときの返答のコツ!
障がい者雇用を希望されている方は、「障がいについて」は面接の際に、ほぼ100%と言っていいほど聞かれる質問です。
りんくでも、これまで面接同行をしていく中で、ほとんどの企業様から聞かれていました。
そして、そこを上手に説明できるかどうかが、面接のカギになっているような気もします!
精神障害、発達障害と一口に言っても、出てくる症状や特性は人それぞれです。
どんなに会社が、障がいや病気に詳しい専門家を人事に配置していたとしても、自分の口できっちりと自分の病気や障がいについて説明できる必要があるわけですね。
それでは、コツを確認していきましょう!
コツその1「発症した(診断を受けた)経緯を時系列で説明する」
まず最初にどのような状況だったのか、どのような症状が出ていたのか、簡潔に説明する必要があります。
そして、どのような診断を受けたのかを説明します。
例えば、前職で異動があったとこがきっかけで、環境の変化に対応することができず、次第に眠れなくなっていきました。最終的には会社を休みがちになってしまい、上司の勧めで受診をしたところ、「うつ病」と診断を受けました。
といった感じです。
どのような状況があり、どのような症状が出て、どのような診断を受けたのか。
これを時系列に、端的に説明しましょう!
コツその2「現在の状況を伝える」
次に、現在はどのような状態なのかを説明しましょう!
「障がいについて」と聞かれると、診断名だけを伝えたり、症状や特性だけを伝えたりしてしまう人がいます。
しかし、それでは、不十分で必ず現在はどのような状況なのか伝えましょう。
そうしないと、会社側には、不調な時の様子だけが伝わってしまい、体調が回復していないような印象を与えてしまいます。
そこで、「現在は、投薬での治療と就労訓練を積むことで体調が安定しています」などと伝えると、相手に良い印象を与えることができます。
会社も採用するうえで、仕事するほどまでに体調が安定しているかどうかは気になるところなんですね。
コツその3「淡々と話す」
3つ目のコツは内容ではなく、話し方になるのですが、これが意外に重要です。
どうしても、自身の障がいや病気について話すときには、暗い表情になってしまったり、ネガティブな言い方になってしまったりします。
それだと、印象としては体調が悪いように見えたり、仕事をすることに大きな不安を抱えているように映ってしまいます。
とは言っても、逆に笑いながら話しても印象が良いとは言えないかなと思います。
なので、事実だけを淡々と伝えるといった感じに、なるべく自分の感情が出過ぎないように冷静に話をすると、良いかなと思います。
会社としては、冷静に自分の障がいについて話してもらえたら、しっかり振り返りをして自分自身を分析されている方だなという印象を持つはずです。
内容だけでなく、話し方にも気を配ってみましょう!
「障がいについて」例文
病気は今から5年前に発症致しました。仕事でミスが多く人とのコミュニケーションもままならない状態の中、誰にも相談できずに悩みを抱え込んでいたところ、ある日会社の上司から病院を紹介されてそこでうつ病という診断を受けました。しばらくは、気分が晴れず、強い倦怠感に襲われ布団から出れないような日々が続きました。今現在は医師に相談しつつ服薬管理を行っています。そのため安定した状態で過ごせています。
コツその1、その2を意識して「障がいについて」の説明を考えると例のようになります。
ぜひ、参考にしてみてください!
他にも、面接ではいろいろな質問を聞かれると思いますので、どんな質問をされるかを想像して、事前に内容を考えておきましょう!
面接には必ず準備が必要です!
どうせ、その時にならないと何を聞かれるかわからないからと、何もしないでいると大変なことになります!
就労移行支援事業所りんくでは、面接の準備の仕方なども含めて訓練プログラムを実施しています。
就活をしたいけど、何から初めていいかわからないというかたは、ぜひご連絡ください。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!