「求人を探す」その前にやるべきこと! 〜自分の得意・不得意を整理する~
皆さん、こんにちは!
就労移行支援事業所りんくでは、障がいをお持ちの方の就職のサポートを行っております.
先日、りんくで行っている就労訓練プログラムの中で、前職について振り返り、自分の得意・不得意の整理を行いました。
得意・不得意の整理に関しては、現在就活中の方にはぜひ取り組んでいただきたいなと思うことですので、記事にしていきたいと思います。
得意・不得意をしっかり把握するべき理由
皆さんは、お仕事を選ぶ際に何を基準にしていますか?
給与や、休みの日数や、勤務地や、仕事内容に興味が湧くかどうか、などで判断していませんか?
もちろん、それらもしっかり確認しておくべきことですが、それだけで選んでしまうと、後悔する要因になりかねないかなと思います。
例えば、近所に喫茶店があって、そこで偶然求人広告のチラシが張り出してあるのをみて、給与もいいからと応募したとします。
しかし、こういった仕事の選び方だと、いざ仕事を始めてみた時に、お客様対応がうまくできず怒られることがあったり、臨機応変にその場で判断し動くことができず、周りに迷惑をかけてしまうことが、あるかもしれません。
つまり、自分の苦手なことを仕事にしてしまう可能性があるということです。
できる仕事とできない仕事だったら、できる仕事の方がストレス少なく働けますよね。
そのために、仕事を選ぶ前に、しっかりと自分は何が得意で、何が苦手なのか知っておく必要があると思います。
人のコミュニケーションを取ることが得意とか、黙々と作業をすることが得意とか、臨機応変な対応が苦手とか、一人での作業が苦手とか、いろいろと人それぞれありますよね。
そこをしっかり確認したうえで、自分のやりやすい仕事を選ぶことで、働きやすい環境をつくることができるのではないでしょうか?
自分の得意・不得意を把握する方法
自分の得意・不得意を把握する方法はいろいろあると思いますが、りんくでは、これまでのお仕事を振り返ってもらっています。
お仕事の経験がない方は、学校での経験をもとに考えてもらっています。
仕事内容だけに絞らずに、対人関係や、環境、場所なども振り返ってもらって、どんなことが得意だったか、苦手だったかを、まず書き出してもらいます。
そのあとに、それをまとめて職業選択の際の条件になりそうなことを絞っていきます。
そうすると、自分の中でできる(やりやすい)仕事のイメージができてくると思います。
皆さんも、すぐに求人を探すのではなく、まず自分がどんなことができるのかを確認するところから始めてみてください。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。