就職前に知っておくべき、社会人の基本「服装と身だしなみ」
皆さん、こんにちは!
暑い日が続いたと思ったら、大雨が降ったり、忙しない天気ですが、そんな中でも、就労移行支援事業所りんくでは、就職に向けて、日々訓練プログラムを実施しております!
先日、ビジネスマナープログラムの中で、「服装と身だしなみ」について話をしました。
「見た目」と「仕事」の関係について皆さんはどう思われますか?
別に、仕事ができれば「見た目」はどうでもいいんじゃない、と思いますか?
漫画やドラマの中では、なんか無精ヒゲをはやしてだらしなくしている人が実はすごい仕事ができるなんて話がよくありますが、現実はどうでしょうか?
今回は、「服装や身だしなみ」つまり「見た目」が、仕事をする上でいかに大事かということを話していきたいと思います。
第一印象は見た目で決まる!
仕事をする上で、あるいは面接のときなど、「第一印象」というは非常に大事ですよね?
第一印象で人を判断する感覚は皆さんも理解いただけるかと思います。
パッとみた印象で、「優しそうだな」とか「頭良さそうだな」とか「怖そうだな」とか判断しますよね?
これは、「メラビアンの法則」といって、人間がどんな情報から第一印象を決めているかということを示しています。
グラフが示すように、第一印象を占める割合は、大きい順から「見た目」が55%、「話し方」が38%、「話す内容」が7%となっています。
実は、人は、その人の見た目(服装や、表情、態度、姿勢など)や話し方(声の大きさ、トーン、スピードなど)で、ほとんどその人の印象を決めてしまっているのです。
これを面接に置き換えると、面接のときに、どんなに立派なことを言っても、見た目が不潔だったり、態度が悪かったり、ぼそぼそと話していたら、悪い印象を与えてしまうということです。
逆に、話す内容はそんなに工夫していなくも、身だしなみを整えて、柔らかい表情をつくって、ハキハキと話していると、好印象ということですね。
ちなみに、人が第一印象を決めるまでにどれくらいの時間が必要かご存じですか?
実は、3秒と言われています、、、
たったの3秒で何が分かるんだ! と言いたいところですが、これは人間の習性ですので、仕方がありません、、、
また、面接の場面で考えてみると、3秒という時間は、部屋に入室してから椅子の横に立つまでになります。
たったそれだけの間に、第一印象が決まってしまうのですね、、、
だからこそ、印象の良い服装や身だしなみを整えておくことが重要と言えますね!
これから面接を受ける機会があるときには、入室してから3秒を意識して、見た目を気にしてみてください!
身だしなみチェックをしてみよう!
次に、実際に日ごろの身だしなみをチェックしてみましょう!
りんくでは、以下のチェックリストを使って確認を行っています!
ぜひ、皆さんもチェックしてみてください!
「身だしなみチェックリスト」
1、24時間以内に髪の毛を洗っている
2、フケが肩に落ちていない
3、寝ぐせはついていない
4、面接に行ける髪の毛の色である
5、肌から皮脂が浮き上がったり、逆に乾燥して粉をふいたりしていない
6、歯磨きは毎日している、汚れがついていない
7、鼻毛は出ていない
8、目やにはついていない
9、(男性)ヒゲはきちんとそれている、首やほほのヒゲもそれている
10、(女性)ファンデーション、眉毛、口紅の3か所以上はメイクをしている
11、(女性)ファンデーションはよれていない
12、(女性)歯に口紅がついていない
13、(女性)メイクは休日の感覚ではなく、職場で見苦しくない程度にしている
14、爪の長さは短く切りそろえている
15、耳の掃除は定期的に行っている
16、服装は仕事に適したものである
17、靴は汚れていない
18、靴のかかとはすり減っていない
19、シャツのボタンは取れていたり、取れかけたりしていない
20、裾は汚れていない
21、洋服にシミや汚れ、穴はない
22、下着は見えていない
23、手ぶらではなく、カバンを持参している
24、カバンの中は整理されている
25、書類を入れるときに、くしゃくしゃにならないようにファイルなどを使用している
26、ハンカチとティッシュを持っている
27、鏡を確認する習慣がある
いかがでしたでしょうか?
けっこう細かい部分もあったかと思いますが、それを怠ると身だしなみが整っていない印象を与えかねません。
これらの項目は、社会人になるとみんなやってて当然というものばかりです。
就職の前から、身だしなみを整える習慣をつくっていってください!
最後までお読みいただきましてありがとうございました!