「感謝するスキル」が向上すれば、働きやすくなる!
皆さん、こんにちは!
いかがお過ごしでしょうか?
巨大な台風が去ったと思ったら、めちゃくちゃに暑い日が続いて、、、
なんだか、うんざりしてしまいそうですが、今回は、「感謝する」ことをテーマに記事を書きたいと思います!
皆さんは、日ごろから「ありがとう」と感謝を伝えていますか?
就労移行支援事業所りんくでは、障がいをお持ちのかたの「働く」サポートをしております。
普段は、就職に向けて様々な訓練プログラムを行っていますが、先日、「感謝する」をテーマに、コミュニケーション講座を行いました。
そこで、話した内容を今日は紹介したいと思います。
「働くこと」と「感謝すること」の関係は、皆さんはどう思いますか?
あんまり関係ないんじゃないの、、、と思う方もいるかもしれません。
ですが、実は、「元気」に「楽しく」働くためには、「感謝する」習慣が欠かせないんです!
まず、具体的に会社で起こり得る状況を想像してもらいたいと思います。
例:Aさんは、ある日、体調不良で仕事を休みました。ですが、次の日には体調がよくなり、出社することができました。いつも通り仕事をしていると、お昼休みに上司から声をかけられました。
上司「体調は大丈夫?」
Aさん「昨日はすみませんでした。すっかり良くなりました!」
上司「それはよかった。ところで、昨日、Aさんがやる予定になっていた社内研修の準備はBさんにお願いしたから」
Aさん「そうだったんですね、、、」
Aさんはこの後どのように行動したでしょうか?
皆さんだったらどうしますか?
もちろん、Bさんにきちんとお礼を言いに行く、という人もいると思います。
ですが、タイミング的には、逃してしまったような気もするし、なんか言いづらいかも、、、と思う人もいるかもしれません。
Bさんとの関係性にもよりますよね。仲の良い人だったら気軽に「ありがとう」なんて言えるかもしれませんが、もしもBさんが怖い人でよく怒る人だったりしたら、お礼を言ったときに、休んでしまったことを怒られてしまうのではないか、とか想像しちゃいますよね、、、
また、「後で言おう」なんて思って、忘れちゃう人もいるかもしれません、、、
「感謝する」というのは意外に簡単ではないんですね。
しかし、仕事をしていくうえで、感謝をきちんとするか、しないかで大きく変わってくることがあります!
次に、「感謝する」ことのメリットを考えていきましょう!
感謝を伝えるメリット①「職場の人間関係向上につながる」
感謝する人、感謝しない人、どちらが好感を持ちますか?
当然ですが、感謝する人の方が好感持ちますよね。
まさか、感謝をしないムスッとした人が好きです、なんて人はいませんよね、、、
相手に立場に立ってみると簡単な話なのですが、感謝をされたとき、人は「うれしくなったり」「自分に自信が持てたり」しますよね。
要は感謝することは相手にいい影響を与えます。
さらに、きちんとお礼をできる人を、人は信用します。
事あるごとに、お礼を伝えておけば、周りからも信頼されるでしょうし、いざという時に、助けてもらいやすくなります。
何かしてあげてもお礼も言わない人を助けてあげようとは思いませんよね
感謝を伝えるメリット②「精神の安定につながる」
驚くことに、「感謝をする」ことは、された側だけでなく、した側の精神にも強く作用すると言われています。
心理学的にも、「感謝をする」という行為には「癒し」の効果があるとされていまして、感謝をしっかりと伝えることで、自分のメンタルがどんどんポジティブなものになっていくそうです。
確かに、なんか落ち込んでいたり、暗い気持ちになっている時には、「なんで俺が」とか「あいつが悪いんだ」とか誰かのせいにしたり、自分を責めたりして、決して何かに感謝したりはしませんよね。
逆に、周りに感謝の気持ちを持っている時には、ポジティブな気持ちになっていませんか?
人間だれしも、ついつい悪いところや不満なところを探してしまうと思います。
ですが、そういうことを続けていくと、ネガティブな考えが浮かびやすくなり、自分の行動も消極的になっていきますよね。
「感謝する」習慣をつくることで、自分自身が変わることができると思います。
「感謝」ポイントを探してみましょう!
これまで話してきた通り、「感謝する」ことには非常に大きなメリットがあります。
しかし、感謝をする、というのは意外に難しいもので、「当たり前」のように思っていたり、気恥ずかしくて言えなかったり、すると思います。
そこで、りんくのプログラム内でもゲーム的な感じて行ったのですが、感謝する習慣をつけるコツとして「ありがとう探し」を行いました。
「ありがとう探し」のルールは簡単です。
例えば、昨日一日とか、先週一週間とか、期間を決めて、その中で「感謝すること」を紙に書いてみるのです。
どんな内容でもいいです。
晴れてくれてありがとう、とか、朝ご飯つくってくれてありがとう、とか、仕事を手伝ってくれてありがとう、などなど。
小さいなことでもいいので、よく目を凝らして感謝できるところ探してみてください。
3か月に1度でもいいので定期的に「ありがとう探し」を行ってみてください。
きっと、自分の気持ちに変化が出てくると思います。
今回は、「感謝」をテーマに記事を書いてみましたが、皆さんいかがでしたでしょうか?
りんくでは「働く」ために必要なコミュニケーションについての講座も行っております。
少しでも、気になった方は、お気軽にご連絡いただければと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。