ストレスへの対処におすすめの方法 「クリップ法」
皆さん、こんにちは!
最近、暑い日が連日続いているうえに雨も降って、過ごし辛さを感じている日々ですが、今回は、ストレスへの具体的な対処方法について話をしていきたいと思います。
これできっと、この嫌な季節も乗り越えられるはずです!
りんくでは、就職に向けて、「ストレスとの付き合い方」について話をする機会があるのですが、そこで個人的にお勧めしている方法を紹介しました。
それは「クリップ法」と呼ばれるものなのですが、とてもシンプルで、効果があります。
名前だけ聞くと、「?」が浮かびますよね、、、
ストレス対処におすすめ「クリップ法」のやり方
まず、やり方から説明します。
とても簡単です。
①最初に右のポケットにたくさんクリップを入れておきます。
※紙を挟むゼムクリップのことです。正直、クリップでなくても大丈夫です。
②仕事をしている中で、(あるいは生活している中で)ストレスを感じた時にクリップを一つ、左のポケットに移します。
※それを一日を通して行います。最初は、移すことを忘れてしまうこともあるかと思いますが、思いだしたときに、だいたいこのくらいかなという感じて複数個移してしまっても大丈夫です。
③家に帰って左のポケットのクリップを数えます。
④こんなにストレスを感じていたんだな、と実感する。
あるいは、昨日より少なくなったなど、一喜一憂してください。
以上になります。いかがでしょうか?
簡単ですよね。
クリップ法は、ストレスを可視化することで、まず自覚する効果が得られます。
そうすることで、自然と意識してリラックスするように過ごすことができます。また、ただ単純に「ストレス感じてるんだな」と気が付くだけでもストレス発散の効果があります。
「クリップ法」とは
今回、紹介しました「クリップ法」というのは、アメリカの心理学者が開発した方法なのですが、プロゴルファーの方が取り入れているメンタルトレーニングの一種なのだそうです。
プロゴルファーの方は、ティーグランドでネガティブになるたびに、クリップを移すそうです。
そうすることで、自分がどれだけネガティブになっているかを自覚し修正していくのだそうです。
メンタル強化にもつながる!?「クリップ法」のメリット
先ほども、すこし触れましたが、「クリップ法」には感じたストレスを可視化して客観視する効果があります。
一日を終えて、左のポケットに移ったクリップの数をみて、「こんなにストレスを感じていたんだ」とはっきり意識ができるわけです。
周りの人に「ストレスを感じやすいタイプだよね」とか「ネガティブに考えすぎ」とか言われても、じつはあんまりピンときていないことが多いです。
それをクリップの数で表現することで自分のストレスやマイナス思考を自覚できます。
また、数を減らそうと意識することで、どんどんストレスに強いメンタルになっていくと思います。
ストレス対処の基本は、まず自覚することです。しっかりと自覚をすればおのずと行動が変わってきます。
以前、この方法を実践してくれたメンバーさんがいて、その方は、クリップの数を毎日記録していました。そうすることで、自分の疲れ具合を確認できるそうです。
それから、だんだんクリップを移す行為そのものがストレス発散になっていった、と話されていました。
そういった、効果もあるかもしれません。
「クリップ法」は特に、ストレスや疲労を自覚しにくい方におすすめです。
もしストレス対処の方法を探しているのであれば、一度試してみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきましてありがとうございました。