仕事をする上での配慮について考える
皆さん、こんにちは!
先日、りんくのプログラムの中で仕事をする上での「合理的配慮」について講義を行いました。
障害者雇用の場合、職場から「合理的配慮」というものがもらえます。
「合理的配慮」について簡単に説明すると、難聴の方には筆談で話をするとか、脚が不自由な方には重労働な仕事を任せないと言ったもので、これは精神障がいや発達障がいをお持ちの方でも同様に配慮を得ることができます。
例えば、口頭での指示が苦手ということであれば、指示を紙に書いてもらったり、実際にやっているところを見せてもらうなどの工夫をしてもらうことができます。
他にも、体調を崩した際に一人になれる空間を用意してもらうなどもあります。
その人の特徴に合わせて、働きやすくするための工夫をすることが「合理的配慮」と呼ばれるものですが、どのような「配慮」がもらえるかは、会社によって異なります。
とても多くの配慮をしてくれる会社もあれば、業務内容的にどうしても配慮が難しい場合もあります。
「配慮」がほしい、と思った時に、何から何まで会社に求めると、会社に大きな負担がかかります。
なので、自分が何ができて、どのような配慮がほしいのかきっちりと伝えた上で、会社からどこまでも配慮をもらえるのかよく話し合う必要があります。
そのために、まず、自分がどんな配慮が必要か考えることが大事だと思います。
働く上でどんな手助けをしてもらうと働きやすいですか?
これから就職を目指されているかたは、就職までの時間を使ってぜひ考えてみてください。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。