管理栄養士による栄養指導を実施しています!
秦野病院では、入院中の患者様及び外来へ通院中の患者様に対して、管理栄養士による「栄養指導」を実施しています。生活習慣病などの進行を防いだり、病気の治療・回復を助けたりするために、病態や、患者様の精神状態に合わせたアドバイスをしています。
また、ご本人様だけでなくお食事を用意しているご家族様への具体的な献立指導(糖尿病食、減塩食、高齢者向けのやわらかい食事など)もおこなっております。
以下の疾患をお持ちの患者様が対象となります。
・高血圧症
・心臓疾患
・貧血
・糖尿病
・脂質異常症
・腎臓病
・痛風(高尿酸血症)
・低栄養
・嚥下障害
「食事が偏っている」
「食生活を改善したい」
「痩せすぎている(または太り過ぎている)」
「食事の際にむせてしまう」
「物が食べづらくなってきた」
など、お困りの際にはご相談ください。
その他に、嚥下食、ソフト食の作り方等、患者様ご家族のご相談も承っております。
秦野病院では、患者様の疾患や好みに配慮した栄養指導を心がけています。
相談することができる栄養指導の一例を紹介します。
実施時間 | 20分~30分 |
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頻度 | 1回/月程度 |
対応日時 | 月/火/水am/木/金 (水pm、土日、祝日除く) 9時00分~16時00分 |
場所 | 秦野病院 栄養課 |
電話番号 | TEL 0463‐75‐0032 |
費用 | 保険適用1割負担場合:200円~250円/回 保険適用3割負担場合:600円~750円/回 |
お問合せ
主治医の判断のもと、「栄養指導」を行いますので、まずは主治医にご相談ください。
内容についてのお問い合わせについては、管理栄養士が対応いたしますので、その旨を受付または外来看護師へお伝えください。
糖尿病とうつ病
糖尿病患者は糖尿病ではない集団と比べて2倍「うつ病」を発症しやすいと言われています。原因は様々ですが糖尿病の合併症への不安や、長引く食事療法へのストレスが関係しているのではないかと言われています。その他にも糖尿病の病態は慢性的な軽度の炎症があるため、炎症ホルモンがうつ病患者にも関与するとも考えられています。
反対にうつ病患者が糖尿病を発症しやすい事も示されています。「うつ病」になると食生活が乱れたり、運動不足、睡眠不足となり血中コントロールがうまくいかなくなることなどが発病の原因と考えられています。
「うつ病」と「糖尿病」どちらの治療を優先すべきかは特に決まっていないそうですが、一緒に治療を行うことで、どちらの症状も改善するということもあるそうです。まずは主治医に相談することが大切です。
認知症と摂食障害・低栄養
認知症は認知機能が低下し日常生活に支障が出てくる状態をいいます。
食事面では下記のような問題・症状があります。
このような摂食嚥下障害が続くと食事量が低下し、脱水や低栄養となることが考えられます。
高齢者の体重減少や痰が増えるといった症状も嚥下機能障害の可能性があります。
気になる方は主治医へ相談してみてください。