働く上で役に立つストレスとの付き合い方 パート1「ストレスの原因を考える」
皆さん、こんにちは!
昨今、「ストレス社会」という言葉が広まり、メンタルトレーニング、マインドフルネス、アンガーマネジメント、などのストレスをコントロールしていくための方法がいろいろと出てきましたが、障がいをお持ちの方の就職支援をしているりんくでも、ストレスとの付き合い方についての講座をおこなっています。
「仕事をする」ときに、ストレスは付きものですよね、、、
なので、ストレスに上手に対処していくことが、よりよい職業生活につながっていくと思います。
そこで、今回から3回に渡って「ストレスとの付き合い方」について話をしていきたいと思います。
ストレスが発生する仕組みについては、以前記事に書いた「働く上で知っておいてほしい!ストレスの仕組み!」をご覧ください。
今回は、まず「ストレスの原因」について話をしていきたいと思います。
簡単におさらい!
ストレスの仕組みについて、少しだけおさらいしたいと思います。
仕組みを理解する上でのポイントは以下の3つでしたね!
・「できごと」が直接「ストレス」をつくっているわけではない
・「考え方(捉え方)」によって「ストレス」が発生している
・「考え方(捉え方)」、「感情」、「身体反応」、「行動」は密接に関係している
ここでより重要になってくるのが、「できごと」が直接「ストレス」をつくっているのではなく、その人の「考え方(捉え方)」によってストレスが発生しているということです。
だから、ストレスを感じやすい人、そうでない人がいるわけですね。
同じように「上司か怒られた」としても、「怒られるなんて自分はダメな人間だ」と捉えるか、「次は頑張ろう」と捉えるかで、ストレスの感じ方が変わってくるわけですね。
以上のことを頭に入れた上で、本題に入っていきたいと思います!
ストレスの原因を考える!
さきほど、話した通り、ストレスの感じ方は人それぞれです。
例えば、走ることに強いストレスを感じる人がいたり、まったくストレスを感じない人がいたりします。
なので、ストレスとの付き合い方を考えるときに、まず、自分がどんなことにストレスを感じやすいかを振り返ってみる必要があります。
前職や、学生時代のこと、家庭生活のこと、などなど、過去の自分を振り返ってみてください。
おススメのやり方としては、まず、過去に自分が強くストレスを感じたことを書き出します。
ある程度、書き出せたら、今度はその一つ一つの出来事に対して、「なぜ、強いストレスを感じたのか?」と掘り下げてみます。
例えば、「自分勝手に仕事をすすめる同僚がストレスだった」ということがあったとして、どうしてストレスだったのか考えてみます。
すると、いろいろな理由が浮かんでくると思います。
「自分の仕事がそのせいで思い通りに行かないことがあった」とか「和を乱す人が嫌い」とか「本当は自分も同僚のように自分のやり方でやりたかった」などなど、、、
それをやっていくうちに、だんだん、自分がどんなことにストレスを感じやすいのかが、わかってくると思います。
ルールや規則を破る人に強くストレスを感じがちだったり、自分の予定通りことが進まないことにストレスを感じがちだったり、自分のストレスを感じるポイントを理解することで、客観的に自分を見れるようになったり、ストレスへの対処を取りやすくなると思います。
ぜひ、皆さんも、自分を振り返って、自分のストレスのポイントを探ってみてください!
次は、「ストレスに気づく」というテーマで話をしていきたいと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!